MRI検査を受診される方へ

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当クリニックでMRI検査を受診される方へのご案内です。

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MRI検査とは

MRIとは、「Magnetic Resonance Imaging」の略で磁気共鳴画像と呼ばれています。

MRI検査は、強い磁場を有するトンネルの中に身体を入れて、磁石の力と電波を使って身体の内部の様子を画像化する検査です。いろいろな角度から体の断面を画像化することができ、脳や脊髄、内臓、筋肉、関節、血管などの詳細な情報が得られます。
X線を使用しませんので放射線被曝はありませんが、検査中大きな音がします。

MRI検査を受けるには

基本的に、患者様からの直接のご依頼による保険診療はお受けしておりません。主治医の先生にご相談ください。

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下記に該当する方は検査ができません。

  1. 心臓にペースメーカーを使用している方
  2. 脳動脈にクリップのある方(クリップの種類によっては検査可能)
  3. 体内に金属物が入っている方(金属の種類・部位によっては検査可能)
  4. 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方(原則)
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下記に該当する方はMRI検査を受けられない事がありますので、前もってご相談ください。

  1. 閉所恐怖症の方またはその傾向のある方
    トンネル状の狭い場所に入って静止しての検査ですので、閉所恐怖症の傾向がある方は不安が強くなることがあります。できるだけリラックスして検査をお受けください。
    どうしても我慢できない場合など、場合によっては検査ができないことや、途中で検査を中止させていただくこともあります。
  2. 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
    原則として、妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は、検査を行っておりません。妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は事前にお知らせください。
  3. 小児
    検査中に約20分程度静止できないと検査ができません。静止できない場合は、検査を中止させていただくことがあります。また、付添いの方と一緒に入室して検査を受けていただく場合がございます。
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MRI検査を受けるにあたっての注意事項

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  • 必ず来院時間にお越しください。
    検査前に、問診票の記入・確認、更衣をして頂きます。
  • 検査時間は約30分です。
  • MRIは非常に動きに弱い検査ですので、検査中は動かないようにお願いします。
  • 磁場を使用するため撮影時に大きな音がしますが、身体に影響はありません。
  • 閉所恐怖症の方は、事前にスタッフにお知らせください。
  • 検査室内に金属は持ち込めません。アクセサリー等は外して頂きます。
  • ヒートテックなどの機能性衣類や下着を着用しての検査はできませんのでご注意ください。
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検査前の食事について

検査手技・検査部位によって絶食等の前処置が必要になる場合がございます。予約時にお伝えする注意事項をお守りください。(下記参照)

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造影MRI検査
(部位に関わらず)
検査4時間前から絶食。水・お茶なら検査前まで飲水可能。
単純MRI検査
(上・下腹部・骨盤部)
検査4時間前から絶食。水・お茶なら検査前まで飲水可能。
MRCP検査
(上腹部MRI+MRCP)
検査4時間前から絶食。2時間前から絶飲。
単純MRI検査
(上・下腹部・骨盤部以外)
食事・飲水制限なし

更衣・準備

以下のものは、故障したり検査に影響したりすることがあるため、検査室内に持ち込むことができません。
検査前に必ず取り外しておいてください。

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  1. 金属類・・・時計、メガネ、鍵、指輪、アクセサリー類、ヘアピンなど
  2. カード類・・・キャッシュカード、ICカードなど
  3. その他・・・入れ歯、磁気治療貼布剤、ベルト、携帯電話、コンタクトレンズ(無色、カラー共)など
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撮影部位に応じた更衣をして頂きます。荷物は全てロッカーに入れていただきますので、貴重品や必要以上の現金をお持ちにならないようお願いします。

コンタクトを使用されている方につきましては、検査前にはずして頂きます。(カラーコンタクトは金属を含む場合があり検査ができません。その他のコンタクトも念のため外して頂いた上で検査を実施いたします)
その他、湿布や経皮吸収貼付剤(ニトロダーム、ニコチネル)もはずして頂きます。

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入れ墨・アートメイク

入れ墨・アートメイクの塗料の中には金属が含まれている物があり、色あせたり、火傷を起こす可能性が考えれます。成分的には微量な為、検査自体は可能なことが多いですが、検査実施にあたり、これらの危険性に関する説明をさせて頂だいた上、同意書に署名を頂いてからの検査になることをご了承ください。

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造影剤について

検査目的により造影剤を使用して検査する場合があります。
造影検査は依頼先の主治医からご依頼頂いた場合に実施しております。

MRIで使用する造影剤は(1)静脈注射にて投与する物と(2)経口にて投与する物があります。

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(1)静注造影剤:マグネスコープ・プリモビスト

造影剤は通常24時間で尿となって身体から排泄されますので、検査後は水分を多めに採って頂きます。また脱水症状が起こるような激しい運動、当日のアルコール摂取は控えて頂きます。

※以下の方は造影剤が使用できません。該当される方は事前に主治医にご相談ください。

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  • 喘息のある方(治癒していても5年未満の方)
  • 以前にMRI造影剤を使用して副作用のあった方
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(2)経口造影剤:フェリセルツ

この造影剤は上腹部MRCP検査にて用いる造影剤です。

※以下の方は造影剤が使用できません。該当される方は事前に主治医にご相談ください。

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  • 胃や腸管に出血や炎症がある方
  • 鉄過敏症の方、鉄アレルギーのある方
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このお薬を飲むと、一時的に便が黒くなる事があります。また、歯に色がつくことがありますが、一時的なものです。

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検査の流れ

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  1. 更衣
  2. 前処置(必要に応じて)
  3. MRI装置のベッドに30分ほど横になっていただきます。検査中はできるだけ身体を動かさないようにお願いします。
  4. 検査中は工事現場のような大きな音がしますが、機械音ですのでご安心ください。
  5. 検査によっては造影剤を使用する場合があります。副作用は極めて少ない薬ですが、検査中気分が悪くなった場合には検査担当者にお申し出ください。
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