レディースラグジュアリーコース
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乳がん・子宮頸がん・子宮体がんなど
女性の疾患についてしっかり調べたいという方へ。
レディーススタンダードコースに加え、更に詳しく骨盤MRI検査を組み込み、また子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)検査が含まれる女性特有疾患の早期発見を目的としたしっかりコースです。
血液検査
超音波検査(膣式・乳房)
検査項目 | 解説 |
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乳房超音波(エコー) |
超音波で乳腺を観察します。乳腺組織が発達している40歳未満の方でとくに有効とされています。 |
膣式超音波(エコー) |
膣より細い超音波プローブを挿入し、子宮・卵巣の状態を調べます。子宮筋腫・卵巣のう腫などの発見に有用です。 |
腫瘍マーカー(3種)[血液検査]
検査項目 | 解説 |
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CEA |
各種がんのスクリーニングとして用いられます。臓器特異性は低いですが、胃がん・大腸がん・膵臓がん・肺がん・乳がんなどで上昇します。加齢や喫煙などでも上昇します。 |
CA19-9 |
膵臓がん・胆道系がん・大腸がんなどで上昇します。 |
CA125 |
卵巣がん・子宮腺がんのマーカーです。月経期にも高値を示すことがあります。 |
HPV
検査項目 | 解説 |
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HPV |
子宮頸がんの99%以上はHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染が原因です。通常はHPVに感染したとしても、1~2年以内に自然にウ イルスは消えると言われていますが、ウイルスの中でもHPV16型と18型の持続感染は、子宮頸がんへの進行速度が早く、また日本での子宮頸がんの60%以上は16型および18型が原因です。当クリニックでは平成25年11月より、進行の早いHPV16型、HPV18型、およびその他12種類 のウイルスの判定が可能になりました。子宮頸部細胞診とHPV検査を定期的に行うことで、子宮頸がんは防げると言われていますので、30歳以降の女性にお勧めいたします。 |
子宮頸部細胞診
検査項目 | 解説 |
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子宮頸部細胞診 |
子宮頸部の粘膜の細胞をこすり取り、顕微鏡で観察する子宮頸がんのスクリーニング検査です。ベセスダシステムに基づいて10段階評価で報告していますが、NILM以外の結果を受け取られた方は婦人科での再検査が必要です。
- NILM(クラス1・2)
- 正常細胞のみ
- ASC-US(クラス2・3a)
- 異形成とまでは言い切れないが細胞変化がある
- ASC-H(クラス3a・3b)
- 高度な細胞異型の可能性がある
- LSIL(クラス3a)
- HPV感染や軽度異形成と考えられる
- HSIL(クラス3a・3b・4)
- 中等度異形成・高度異形成・上皮内がんが考えられる
- SCC(クラス4・5)
- 明らかな扁平上皮がんが考えられる
- AGC(クラス3・4)
- 腺異形または腺がんの疑いがある
- AIS(クラス4)
- 上皮内腺がんが考えられる
- Adenocarcinoma(クラス5)
- 明らかな腺がんが考えられる
- Other(クラス3・4・5)
- その他の異型細胞・悪性細胞が考えられる
なお、HPV検査は当クリニックでもオプション検査として、子宮細胞診と同時に検査可能です。HPVについても定期的なチェックを強くお勧めします。
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マンモグラフィ
検査項目 | 解説 |
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マンモグラフィ |
乳房のX線撮影です。乳がん検診指針では、40歳代:2方向、50歳以上:1方向を2年に1度検査することを推奨しています。ただ、約10~15%の乳がんはマンモグラフィだけでは見落とされる恐れがありますので、乳房超音波(エコー)との併用や検査の間隔を短縮させることを推奨します。 |
骨盤部MRI
検査項目 | 解説 |
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骨盤MRI(単純) |
MRIにて骨盤の状態を調べます。経膣式超音波検査が苦手な方、子宮筋腫の大きさが知りたい方などにお勧めします。 |
PET
のマークがついている検査は、妊娠しているもしくは妊娠の可能性がある方はご受診いただくことができません。
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
FDG-PET | ごく微量の放射性物質(FDG)を用いて全身の糖代謝を画像化します。全身(頚部~骨盤)のがんの早期発見を目的とした検査方法です。(人間ドックとは別日での検査となります。) | 95,000円 |
大腸CT
のマークがついている検査は、妊娠しているもしくは妊娠の可能性がある方はご受診いただくことができません。
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
大腸CT(CTコロノグラフィ) | 内視鏡を使用せず大腸全体を調べられる検査です。内視鏡検査に比べ負担の少ない検査です。(人間ドックとは別日での検査となります。) | 30,000円 |
検査前日に検査食と下剤を服用していただく必要がございます。人間ドック受診日に検査食と下剤をお渡しし、服用方法などのご説明をさせていただきます。
骨密度(超音波法)
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
骨密度(超音波法) | 踵骨(かかと)の骨密度を超音波で検査します。 ※更年期を迎える50歳前後の女性、運動不足の方、骨粗しょう症の家族歴のある方にお勧めいたします。 | 3,000円 |
女性ホルモン(FSH、E2)[血液検査]
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
女性ホルモン(FSH,E2)[血液検査] | 更年期障害などの原因となる女性ホルモンの分泌量を測定します。検査の必要性については担当医にご相談ください。 | 4,000円 |
甲状腺ホルモン(TSH、FreeT4)[血液検査]
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
甲状腺ホルモン検査(TSH, Free T4)[血液検査] | 一般の健診では見逃されることのある甲状腺疾患を調べる検査です。甲状腺機能低下症(橋本病)や甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)の発見に有用です。 | 3,000円 |
超音波(エコー)(甲状腺)
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
甲状腺超音波(エコー) | 超音波で甲状腺の状態を検査します。甲状腺がんや他の甲状腺疾患の発見に有用です。 | 5,000円 |
胸部CT
肺がんについて:がんで亡くなる方の数の男性1位、女性2位が肺がん。
肺がんの危険因子:喫煙、受動喫煙、アスベスト・コールタール・ヒ素などの曝露環境
のマークがついている検査は、妊娠しているもしくは妊娠の可能性がある方はご受診いただくことができません。
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
胸部CT | 320列CTにより0.25mm厚まで薄く、また従来のCTより50%以上被曝量を低減して肺の隅々まで詳細に検査します。 | 16,000円 |
腹部CT
膵臓がんや腎臓がんなどはエコーやCTなどの画像検査のみが発見のきっかけになることが多くみかけられます。
年に一度は腹部臓器(肝臓,胆のう,胆管,膵臓,腎臓,脾臓)のチェックをお勧めします。
のマークがついている検査は、妊娠しているもしくは妊娠の可能性がある方はご受診いただくことができません。
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
腹部CT(単純のみ) | 肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの病変発見に有用な検査です。腹部超音波検査で見にくい膵臓、腎臓などの病変検出に優れます。 | 16,000円 |
内臓脂肪CT
内臓脂肪型肥満,高血糖,高血圧,脂質異常,喫煙などが複数重なることで、動脈硬化をひき起こし、心臓病や脳卒中などの危険性が急激に高まります。動脈硬化をご心配の方は、内臓脂肪断面積とともに、血管の硬さや頚動脈プラークなどを確認しておきましょう。
のマークがついている検査は、妊娠しているもしくは妊娠の可能性がある方はご受診いただくことができません。
検査項目 | 検査内容 | 費用(税別) |
内臓脂肪CT | 生活習慣病の原因となる内臓脂肪の断面積を測定します。内臓脂肪を確認し、生活習慣の改善に役立ててください。 | 5,000円 (上腹部CTに追加の場合は+1,500円) |